はじめに:「まとまった時間」を探すのはやめなさい
「よし、今日から毎日机に向かって1時間、Versant対策の勉強をするぞ!」
本業があり残業もある社会人にとって、この誓いが3日以上続くことは稀です。「今日は疲れたから」「急な飲み会が入ったから」と理由をつけて、学習は簡単にストップしてしまいます。
ビジネスパーソンの英語学習において最も大切なのは、「机に向かうまとまった時間を確保すること」ではなく、「毎日の生活の中に生じる『5分のスキマ時間』を、一切の苦痛なく英語学習に変換する仕組み(ハック)を作ること」です。
今回は、多忙な社会人が無理なく継続できる、Versant対策のスキマ時間活用ハックを5つ紹介します。
ハック1:通勤電車の「ながら」リスニング&脳内シャドーイング
満員電車の中でスマホやテキストを開く必要はありません。ワイヤレスイヤホンでVersant対策の音声(ネイティブの日常会話やニュース等)を流し、聞こえてきた音声を頭の中で一語一句反復する「脳内シャドーイング」を行いましょう。
実際に声を出す必要がないため、周囲の目を気にせず、かつ強烈な集中力を伴う高度なリスニング訓練になります。
ハック2:お風呂や家事中の「ひとり言(ブツブツ)英会話」
お風呂で体を洗っている時、あるいは食器を洗っている時の10分間は、最高のアウトプットタイムです。
「今日はこんなことがあって疲れた」「明日は会議の準備をしなきゃ」といった頭の中の思考を、簡単な英語で声に出して(ひとり言で)実況中継してみましょう。これがVersant本番の「意見を述べる」パートの強靭な土台となります。
ハック3:「待ち時間=単語アプリ」の条件反射を作る
SNSを見る代わりに、単語アプリ(AnkiやWeblioなど)をスマホのホーム画面の特等席(一番押しやすい場所)に配置します。
「電車を待つ3分間」「レジに並ぶ2分間」「電子レンジが温まる1分間」などのかすかなスキマ時間をトリガーにして、無意識に単語アプリを開く条件反射を脳に植え付けてください。これだけで1日に数十個の単語に触れることができます。
ハック4:オンライン英会話は「朝一」にスケジュールを固定する
夜にオンライン英会話を予約すると、残業や疲れでキャンセルする確率が跳ね上がります。意志力が最も高く、誰にも邪魔されない「朝の始業前(6時〜7時台)」に25分のレッスンを固定化(ルーティン化)してしまうのが、最も確実なVersantアウトプット量の確保手段です。
ハック5:スマホと言語設定をすべて「英語」にする
最も手軽で強力なハックです。スマホ、PC、身の回りのデバイスの言語設定を今すぐEnglishに変更してください。
最初は不便に感じるかもしれませんが、毎日強制的に英語のインターフェースを読む(視覚的なインプットを増やす)ことで、英語に対する「心理的ハードル」が劇的に下がっていきます。