1. Enjoy Versant
  2. Let's Enjoy Versant!
  3. 学習法・マインドセット
  4. 英文法コンプレックスを捨てる:「完璧な一文」より「伝わる三文」
Let's Enjoy Versant!
オンライン英会話・試験対策
第69回
69 / 100回 📋 一覧へ

学習法・マインドセット

英文法コンプレックスを捨てる:「完璧な一文」より「伝わる三文」

投稿日:

はじめに:日本の英語教育が植え付けた「正解主義」の呪縛

「aとtheを間違えたらどうしよう」「ここは現在完了形を使うべきか、ただの過去形か…」「関係代名詞のwhoだっけ、whomだっけ…」
Versantのようなリアルタイムのスピーキングテストの最中、頭の中でこのような文法パズルを必死に組み立て、結果として口から一つも言葉が出てこない(沈黙してしまう)日本人受験者は後を絶ちません。

しかし、Versantの評価システム(そして現実のグローバルビジネスの現場)において、この「英文法コンプレックス(完璧主義)」は、スコアを低迷させる最大の元凶です。
今回は、Fluency(流暢さ)を高め、B1・B2レベルへとブレイクスルーするための、「完璧な一文」を捨てて「伝わる三文」を撃ち出すためのマインドセットについて解説します。

長く複雑な文章(関係代名詞など)は「事故」の元

日本の学校英語では、「私には、東京に住んでいて、昨日新しい車を買った友人がいます」という文章を、「I have a friend who lives in Tokyo and bought a new car yesterday.」という、関係代名詞(who)を使った綺麗で長い一文にまとめることが「正解(賢い英語)」であると教わります。

しかし、スピーキングの初心者がこれを行おうとすると、脳のワーキングメモリがパンクし、途中で「livesなのかlivedなのか」「andの後に主語は必要なのか」と混乱し、高確率で自滅(フリーズ・言い直しの大減点)します。

「短く・シンプルに・連射する」のが勝者の戦略

Versantにおいて、あるいは実際のビジネス英会話において圧倒的にリスクが低く、かつFluencyのスコアを稼げるのは、「短くてシンプルなSVO構文(中1レベルの英語)を、3つに分けてリズム良く連射する」という戦略です。

先ほどの複雑な文章を、次のように細かく分割して発話します。
「I have a friend. (1文目)」
「He lives in Tokyo. (2文目)」
「He bought a new car yesterday. (3文目)」

いかがでしょうか?「関係代名詞who」など一ミリも使っていませんが、相手(AI)には100%正確に情報のイメージが伝わりますし、なにより「一度もつっかえずに、淀みなく(流暢に)話している」という非常にポジティブで高い評価を獲得できます。
「難しい文法を使ってかっこよく話そう」という見栄を今すぐ捨て、中1レベルの短文をマシンガンのように撃ち続けることに快感を覚えてください。それがB1への最短ルートです。

-学習法・マインドセット


comment

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

関連記事

Versant対策で「文法書」を最初から読み直すのはやめなさい

はじめに:完璧主義が引き起こす遠回り 「VersantのSentence Mastery(文章構文)のスコアが低い。よし、まずは分厚い英文法の参考書を1ページ目からやり直そう!」…ちょっと待ってくださ …

自分の声を録音して聴く「客観的レビュー」がもたらす圧倒的スコアアップ効果

はじめに:自分の英語を聴くという「苦痛な特効薬」 「自分では結構うまく話せたつもりだったのに、Versantのスコア(特にFluencyとPronunciation)が全然伸びない…」そんな方に、騙さ …

モチベーション低下を防ぐ「学習記録(ログ)」の可視化術

はじめに:英語学習は「ダイエット」と同じ 数ヶ月に及ぶVersant対策。オンライン英会話もシャドーイングも頑張っているけれど、毎日少しずつの変化(成長)は自分では気付きにくいため、「本当にこれでスコ …

帰国子女じゃなくても大丈夫!「純ジャパ」がVersant高得点を叩き出す戦略

はじめに:「海外経験ゼロ」は言い訳にならない 「Versantで高得点(B2以上)を取れるのは、留学経験がある人や帰国子女だけでしょ?」英語学習につまずくと、ついこんな風に考えてしまいたくなる気持ちは …

「中学英文法なら完璧です」という大きな誤解

はじめに:「中学レベルの英文法はカンペキ」という盛大な勘違い 「Versantのスコアを上げるために、もう一度英文法をやり直した方がいいですか?」TOEICで700点以上を取るようなビジネスパーソン( …