はじめに:「毎日やらなきゃ」のプレッシャーが挫折を生む
当ブログ(enjoy-versant)でも、英会話力を伸ばすためには「継続(習慣化)」が最も重要であると繰り返しお伝えしてきました。
しかし、真面目な日本人ほど「よし、今日から毎日必ず1時間、Versant対策のシャドーイングと単語暗記をやるぞ!」と厳しいノルマを自分に課し、結果として数週間で燃え尽きてしまう(挫折する)ケースが非常に多いです。
仕事や家庭を持つ社会人にとって、「体調不良の日」「急な残業の日」「猛烈にやる気が出ない日」は必ず訪れます。
今回は、そんな多忙な大人が「絶対に諦めずに(試験本番まで)英語学習を継続する」ための、少し変わったスケジュール管理術・マインドセットをご紹介します。
戦略1:週に2日は意図的な「完全オフの日」を作る
英語学習の最初の計画を立てる際、「週7日、毎日やる」というスケジュールは絶対に組まないでください。最初から「平日の1日」と「土日のどちらか1日」を、英語のことを一切考えない意図的な『完全オフの日(チートデイ)』として組み込んでしまいます。
「昨日できなかった自分はダメだ…」というモチベーションの低下(自己嫌悪)が、学習を辞めてしまう最大の原因です。あらかじめ「水曜日と日曜日は英語をやらない(休むのが仕事)」と決めていれば、予定通りに休んだだけなので自己嫌悪に陥ることはなく、「明日からまた頑張ろう」という回復力が生まれます。
戦略2:「最低ノルマ」を極小(1分)に設定する
勉強する日(週5日)のノルマ設定にもコツがあります。
「1日1時間勉強する」という目標(Maxの目標)とは別に、「どれだけ疲れていても、どんなに終電帰りでも、これだけはやったことにしてクリア扱いとする(Minの目標)」を設定してください。
例えば、「ベッドに入る前に、英単語アプリを『1問』だけ解く」「お風呂の中で、昨日覚えたPREP法のフレーズを『1回』だけ声に出す(所要時間20秒)」といった、極限までハードルを下げた目標です。
このMinの目標さえ達成すれば、その日のカレンダーには「継続の丸印(クリア)」をつけることができます。英語学習において最も大切なのは「1日の勉強時間」ではなく、「0(やらない日)」の連続を防ぎ、細い糸でもいいから『英語に触れる習慣』を何ヶ月も切らさずに一本に繋げていくこと(継続力)なのです。