1. Enjoy Versant
  2. Let's Enjoy Versant!
  3. 学習法・マインドセット
  4. 最高の学習法は「他人に教える」こと:後輩のVersantメンターになる
Let's Enjoy Versant!
オンライン英会話・試験対策
第97回
97 / 100回 📋 一覧へ

学習法・マインドセット

最高の学習法は「他人に教える」こと:後輩のVersantメンターになる

投稿日:

はじめに:学習の定着率を劇的に引き上げる「教える」行為

あなたがもし、この記事を読んでいる段階でVersantのB1レベル(中級)以上に到達しているのなら、ご自身のさらなる英語力向上のために「今すぐやるべき究極のドーピング」があります。
それは、シャドーイングの量を増やすことでも、単語帳を暗記することでもありません。「まだA1〜A2レベルで苦しんでいる同僚や後輩の『Versant指導者(メンター)』になること」です。

アメリカで提唱された「ラーニングピラミッド」という概念をご存知でしょうか?
読書や講義の定着率が10〜20%に過ぎないのに対し、「他人に教える(Teaching others)」という行為は、学習内容の90%が脳に定着するとされています。

「教える」ための言語化が、自分の弱点を炙り出す

例えば、後輩に「パートF(意見)でどうしても言葉につまっちゃうんです」と相談されたとします。
あなたはこれまで感覚でやっていた「PREP法の型」や「Filler(繋ぎ言葉)で時間を稼ぐテクニック」を、相手が理解できるように『明確な言葉(マニュアル)』に言語化しなければなりません。

「自分は無意識にWell, let me see…と言って3秒稼いでいるんだな」「ここでの関係代名詞の使い方は、こう説明すれば腑に落ちるな」と教えながら論理を再構築する過程で、自分自身の頭の中の引き出しが信じられないほど綺麗に整理され、理解の解像度が跳ね上がります。

「メンターとしての責任感」が継続の最強のエンジンになる

また、人に教える立場になると「指導者である自分が英語学習をサボるわけにはいかない」という、強力で健全なプレッシャー(ピアプレッシャー)が働きます。
一人の学習者として孤独に戦うよりも、互いに進捗を報告し合い、チームとして高め合う環境の中に身を置くことで、プラトー(停滞期)やモチベーションの低下を易々と吹き飛ばすことができるのです。学んだ知識は独り占めせず、積極的に周囲(組織)に還元(シェア)することこそが、英語上級者への最短にして最大の近道です。

-学習法・マインドセット


comment

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

関連記事

実は一番差がつく!「Phrasal verbs(句動詞)」をマスターして流暢さを爆上げする

はじめに:ネイティブらしさの秘密は「句動詞」にあり VersantのVocabulary(語彙)やFluency(流暢さ)のスコアを分析すると、高得点者(B2〜C1レベル)と中級者(A2〜B1レベル) …

Versant受験前の「1週間前・前日・当日」の最終調整スケジュール

はじめに:本番で実力の120%を出し切るための「テーパリング」 スポーツのマラソン大会において、選手たちは大会の数週間前から徐々にトレーニングの負荷(距離)を落とし、疲労を抜いて本番当日に身体のキレを …

【総復習】Versantスコアアップのための「絶対ルール10カ条」

はじめに:迷った時はこの原点に立ち返る 当ブログ(enjoy-versant)では、これまで90本近くの記事を通じて、Versantの各パートの攻略法から、メンタルコントロール、具体的なシャドーイング …

総合スコアだけじゃない!「発音」「流暢さ」など4つのサブスコアの重要性

はじめに:総合スコアだけで終わらせてはいけないVersantの分析 Versant(ヴァーサント)を受験して、10〜90点(GSEスコア)で表示される「総合スコア(Overall Score)」を見て …

「英語脳」を作る究極のトレーニング:概念を直接英語に乗せる感覚

はじめに:日本語という「中継地点」をいつ破棄するか Versantのスコアが中級(B1レベル)から上級(B2レベル以上)へと達する瞬間に、多くの学習者が体験する共通の「感覚の変化」があります。それは、 …