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Versantスピーキング&リスニングテストの構成:出題される6つのパートを完全解剖

投稿日:2026年3月2日 更新日:

はじめに:ビジネス現場での実践力を測るVersantスピーキング&リスニングテスト

実践的な英語コミュニケーション能力を測定する「Versant(ヴァーサント)」。最大の特徴は、AIの出題に対して次々と英語を口に出して答えていく、非常にスピーディなテスト構成にあります。

2024年1月に旧形式の「Speaking Test」から新形式の「Speaking and Listening Test」へとリニューアルされ、より実践的な会話能力が問われるようになりました。テスト時間は約17〜20分間。
「どんな問題が出るのか全く想像がつかない…」「途中でパニックになってしまいそう…」
初めてVersantを受験する方の多くがこうした不安を抱えます。VersantはTOEICのように「じっくり考えて答えを選ぶ」テストではないため、事前に各パートの構成と「何を求められているのか」を理解しておくことがスコアアップの絶対条件です。

この記事では、新しくなったVersantスピーキング&リスニングテストで出題される「全6パート(パートA〜F)」の構成と、それぞれの設問の狙いについて完全解剖します!

Versantスピーキング&リスニングテストの構成:全6パート

テストは大きく6つのパートに分かれています。画面に文字はほとんど表示されず、全てリスニングしてスピーキングで答える形式です。

【パートA】質問に短く回答する(Answer a short question)

概要: 日常的でシンプルな質問(例:「りんごとバナナ、どちらが赤いですか?」等)を聞き取り、単語1語〜数語の短い英語で即答します。
AIが評価するポイント: 「英語の意味を瞬時に理解し、適切な英単語を即座に引き出す力(=語彙の瞬発力)」を測ります。日本語に翻訳するタイムラグがあると時間切れになってしまいます。

【パートB】文を復唱する(Repeat a sentence)

概要: 音声で流れてきた英語の文章を、そっくりそのままリピートして発音します。
AIが評価するポイント: 発音や流暢さが重視されますが、後半になるほど文章が長くなり、「短期記憶(リテンション)」と「英語の語順通りに文構造を理解する力」が求められます。意味を理解せずにただ音を真似るだけでは限界が来るパートです。

【パートC】会話に関する質問に回答する(Answer a question about a conversation)

概要: 新形式で追加されたパートです。2人の短い会話音声を聞いた後、その会話の内容に関連する質問が出され、短い言葉で回答します。
AIが評価するポイント: 実際のビジネス環境に近い「会話の流れを掴むリスニング力」と「内容を正確に把握する力」が問われます。

【パートD】文章に関する質問に回答する(Answer questions about a passage)

概要: こちらも新形式のパートです。まとまった長さの文章(パッセージ)を聞いた後、その内容に関する3つの質問に順番に答えます。
AIが評価するポイント: より長い文脈を集中して聞き取り、重要な情報を記憶しておく「リスニング・コンプリヘンション能力」がシビアに試されます。

【パートE】物語を要約して話す(Summarize a story)

概要: 短い物語を聞いた直後に、その物語の登場人物、状況、結末を「自分の言葉で要約して話す(リテリングする)」という問題です。
AIが評価するポイント: 正しい語彙や文法、流暢さはもちろんですが、「物語の重要なポイント(5W1H)をどれだけ正確に含めて再現できたか」が高度な自然言語処理によって採点されます。

【パートF】意見を述べる(Speak your mind / Give an opinion)

概要: あるトピック(例:「週末は家で過ごすのと外に出るのどちらが好きですか?その理由は?」等)について、自分の意見とその理由を自由に話します。
AIが評価するポイント: パートEと同様に、正しい文法や豊かな語彙を使って、論理的(PREP法などを意識)かつ自然なテンポで長く話し続けられるかが評価されます。沈黙は厳禁です。

GSEスコア(10〜90点)での評価へ

新形式のテストでは、従来の20点〜80点の「Versantスコア」は廃止され、世界基準の英語力指標である「GSE(Global Scale of English)スコア」を用いた10点〜90点のスケールで評価されるようになりました。

これにより、GSEを通じてCEFR(ヨーロッパ言語共通参照枠)との明確な紐付けが可能になり、世界中のあらゆる英語テストや学習教材と自分の実力を比較しやすくなりました。スコアは「総合スコア(Speaking & Listening)」として算出されます。

まとめ:敵を知ることが対策の第一歩!

いかがでしたでしょうか?Versantのテスト中は、考える時間を与えてくれない非常にハードな時間です。しかし、各パートが「あなたのどの英語能力を測ろうとしているのか」を理解すれば、自ずとやらなければならないトレーニング(シャドーイングや瞬間英作文など)が見えてきます。

今後のブログ記事では、「一番苦手な人が多いパートE(要約)の克服法」や「スコアアップに直結する発音トレーニング」など、具体的な攻略法を詳しく解説していきます!お楽しみに!

-パート別攻略法


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