はじめに:ビジネスの成否は「会議室の外」で決まる
Versantで高スコアを獲得し、英語での会議で堂々と意見(パートFの応用)を言えるようになった。
しかし、グローバルビジネスにおいて真に強固な関係性や特大なチャンスが生まれるのは、張り詰めた会議室の中ではなく、その前後の「コーヒーブレイク(雑談)」や「カンファレンス後のディナーパーティー」の場です。
資料やアジェンダ(議題)が存在しないこの「フリースタイルの雑談(Small Talk)」において、相手の心を掴むネットワーキング能力こそが、グローバルに活躍するための最終形態と言えます。
Versantで培った「流暢さ」を武器に、人脈を広げるためのマインドセットを解説します。
「完璧な文法」よりも「好奇心」と「リアクション」
雑談の場において、相手はあなたの「関係代名詞の正確さ」など全く気にしていません。彼らが気にしているのは「この人は自分(あるいはこの空間)に興味を持ってくれているか、楽しい相手か」ということです。
ここで武器になるのが、VersantのパートCで鍛えられた「相槌(リアクション)」のリズムと、恐れずに言葉を繋ぐ「Fluency(沈黙しない力)」です。
- “That’s exactly what I was thinking!”(まさにそう思ってた!)
- “Wow, I’ve never heard of that before! Tell me more.”(わあ、それは聞いたことがなかった!もっと教えて。)
少し大げさなほどの感情表現と、相手の話に「質問を乗せて打ち返す」だけで、ネイティブからも「コイツは英語がペラペラでノリが良いヤツだ」と認定され、一気に心の距離が縮まります。
「自分のストーリー(Pitch)」を30秒で語る準備
もう一つの武器は、「So, what do you do?(で、あなたは何をしている人なの?)」と聞かれた時に、自分の仕事や情熱を30秒で魅力的に語る「エレベーターピッチ(自己紹介のストーリー)」を事前に何パターンも用意しておくことです。
これはまさにVersantのパートF(意見を述べる)の延長線上にあるスキルです。自分の得意な「型(テンプレ)」を準備し、それをいかに流暢に、自信満々に披露できるか。その30秒のFluency(流暢さ)が、その後の10年のキャリアを変える出会い(ネットワーキング)を生むのです。