はじめに:「商品知識」を説明するだけが営業ではない
日系企業の海外進出や、外資系クライアントとの取引が増加する中、営業職(セールスパーソン)にも高い英語力が求められるようになっています。
しかし、カタログに書かれている商品スペックや価格を英語で棒読みするだけでは、決して成約には至りません。グローバルなビジネス環境で見込み客(リード)と強固な信頼関係を築くためには、その前後の「雑談(スモールトーク)」や、「相手の課題を深くヒアリングする対話力」が不可欠です。
実践的なビジネス英語力を測定するVersantは、そんな営業職の方にとって自分の「現場での対応力」を測る最良のモノサシとなります。
営業職に絶対必要な「Fluency(流暢さ)」
営業職のVersant対策において、最も重視すべきサブスコアは「Fluency(流暢さ)」です。
交渉のテーブルやミーティングの場で、質問に対して「えーと、あの…」と10秒間沈黙してしまう営業マンから、高額な商品を買いたいと思うクライアントはいません。
完璧な文法(Sentence Mastery)や難しい単語(Vocabulary)を使えなくても構いません。「Well, that’s a good question.(それは良い質問ですね)」「Let me check with my boss.(上司に確認させてください)」といった繋ぎ言葉(フィラー)や定型フレーズを瞬発的に繰り出し、会話のテンポを絶対に止めない図太さ。これこそが、グローバル環境で信頼を勝ち取るセールスパーソンの第一条件です。
パートCとパートFを「営業の現場」だと思って解く
Versantの中で、営業職の方が特に意識してトレーニングすべきなのが、パートC(会話問題)とパートF(意見を述べる)です。
パートCは、クライアント同士の短い会話を聞き取って状況を把握するヒアリングの訓練になります。パートFは、「なぜ自社の商品を選ぶべきなのか(PREP法を用いた論理的説明)」のシミュレーションに直結します。
普段のシャドーイングやオンライン英会話の際にも、ただの語学学習ではなく「これは明日の商談の準備だ」というマインドセットで行うことで、モチベーションと学習効率が劇的に向上します。